「事業場」単位ではなく、
「企業(法人または個人事業主)」単位で判断されます。
1.資本金の額または出資の総額
小売業 ・・・ 5,000万円以下
サービス業 ・・・ 5,000万円以下
卸売業 ・・・ 1億円以下
その他 ・・・ 3億円以下
資本金の額、出資の総額は、法人登記、定款等の記載によって判断する。
または
2.常時使用する労働者数
小売業 ・・・ 50人以下
サービス業 ・・・ 100人以下
卸売業 ・・・ 100人以下
その他 ・・・ 300人以下
※ ここで言う「常用」とは、当該事業主の通常の状況によって判断し、臨時雇いや臨時的な欠員による変動は含まない。
※ 「使用する労働者」か否かは、労働契約関係の有無によって判断する。
例)
在籍出向者
→出向元・出向先両方と労働契約関係があるので、
出向元・出向先の両方の労働数にカウントする。
転籍出向者
→出向先とのみ労働契約関係があるので、
出向先の労働者数にカウントする。
派遣労働者
→派遣元との間に労働契約関係があるので、
派遣元の労働者数にカウントする。